福祉をテーマにしたおすすめ映画③「最強のふたり」

洋画

🌟 おすすめ度

感動度 ★★★★☆ 心温まる友情とユーモアで泣けます。
分かりやすさ ★★★★★ ストーリーはシンプルで誰でも分かりやすいです。
リアリティ度 ★★★☆☆ 少し美化されている部分はありますが感情表現はリアル
総合おすすめ ★★★★★ 笑いと感動が絶妙です。幅広い人におすすめ

※簡単なあらすじや感想を含みます。ネタバレを避けたい方はご注意ください。

Amazonプライムで観ることの出来る「最強のふたり」について紹介したいと思います‼︎この映画は事故で全身麻痺(四肢麻痺)となり車椅子生活を送る大富豪のフィリップス(フランソワ・クリュゼ)と複雑な家庭事情を抱えるスラム出身の黒人青年のドリス(オマール・シー)の2人の主人公が登場します。2人の出会いは、失業保険をもらう為に就職活動を行なっているドリスがフィリップスの介護人を探す面接に訪れたところから物語は始まります。育ってきた環境や価値観の違う二人は衝突する事もありましたが徐々にお互いを認め合い友情を育んでいきます。また、この作品は実話に基づいたストーリーで、とてもリアルに描かれている映画なので、そこもオススメポイントです。

私がこの映画を観て感じた事は、介護の経験が全くないドリスが大富豪のフィリップスに接する姿が、「障害者」という視点ではなく「1人の人間として」接している姿が印象的でした。

作中でもありますが介護をする側や関わっている人達がフィリップスにお酒やタバコは体に良くないから吸ったらいけないとか、移動する車も車椅子の乗る安全な車でないと危ない等、人としてというよりは障害者として接しています。反対にドリスは一緒にお酒を飲んだりタバコを吸ったり、本人が以前乗っていたスポーツカーに乗って遊びに行ったりとフィリップスに対して1人の人間として向き合っていく姿が、とても私は心に響く作品だと感じました。

私も福祉に携わる職業人として、障害や病気の理解は大切だと思いますが、それ以前に1人の人間として向き合い関わりを持っていきたいと思いました。

まだまだ自分も含めですが社会は障害や認知症等の理解が不十分ではないでしょうか。少しでもこの作品を見て、障害があっても1人の人間として接することの大切さを感じていただければと思います

ご興味のある方は是非Amazonプライムで視聴出来ますので観てみてください。

Amazonプライムはこちら↓

コメント